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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。

不登校や引きこもりは心の問題じゃない

2020年07月18日(土)

カテゴリー
こどもの脳活

「不登校や引きこもりは心の問題じゃない。」

こんな話を一体どれくらいの人が
信じてくれるでしょうか。

実は、私は不登校や引きこもりは
「脳の栄養不足」が原因
だと考えています。

そして、こういった問題は
「漢方で治る」と思っています。

こんな話を
心の準備なしに聞くと
お子さんの不登校や引きこもりで
悩んでいるご家族の方にとっては、
なおさら混乱してしまう
こともあるかもしれません。

しかし、そんな方にこそ、
もう一度考えて欲しいのです。

確かに、彼らの心は
病んでいるように見えます。

では、「心が病んでいる」とは
一体どういう状態なのでしょうか。

それは、心が理由もなく混乱し、
わけもなく心がモヤモヤしたり、
なぜかいつもイライラしていたり、
すぐにムカっとしたりするような状態です。

彼らは、ささいなことに対して
過敏に反応することがほとんどです。

さらに、彼らには、
普通の人にとっては
何も問題のないことに
恐怖を感じると言う共通点があります。

人によってその対象に
多少のズレはありますが、

例えば不登校の場合なら
学校や教師、友人であり、
引きこもりなら
人付き合いや社会などです。

正直、こういったことで
苦しむことについては、
当人以外はほとんどの人が理解できません。

しかし、
1つだけ誰もがわかる事実があります。

それは、彼らは皆
「情緒が混乱」している
ということです。

そして私たちの誰もが、
情緒が混乱している人を
他にも知っています。

誰だかわかりますか。


それは「酔っ払っている」人たちです。
人は酔っ払うと情緒が混乱します。

わけのわからないことを話したり、
ちょっとしたことに
腹を立てたり泣いたりします。

そして、酔っている時、
いくら道徳的な話をしても
意味はありません。

情緒が混乱していますから、
何を言っても火に油を注ぐようなものなのです。

しかし、彼らはもともと
心に問題があるわけではありませんし、
人格が破綻していたわけでもありません。

単に、お酒の量が
許容量よりも多かったため、
彼らの情緒が混乱して
しまっただけに過ぎません。

同じように、
不登校や引きこもりの人たちも
情緒が混乱しています。

だからこそ、心の問題と言う
アプローチだけでは無理があるのです。

酔っている人は、
お酒が冷めて初めて聞く耳を持ちます。

不登校や引きこもりの人たちも、
情緒の混乱がおさまって
初めて聞く耳を持つのです。

これは誰でも容易に
想像できることでしょう。

逆に、このことを理解せずに
不登校や引きこもりは「心の問題」である、
と言う側面からだけの
アプローチを続けるからこそ、

時として問題が大きくなり、
長引いてしまうのです。

脳活漢方とは…

思い込みが悲劇を生む

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