30代からの妊活
30代からの妊活
早くも、女性ホルモンの分泌が下降し始める時期です。近頃は、卵子の老化の心配から、凍結保存を希望する女性が増えています。30代、子供を授かることが容易ではないと意識し始める年代かと思います。ここで気を付けたい事は、社会人となって10年以上定着してしまった、“食生活を含めた生活スタイル”をどのように変化向上させるかです。婦人科系疾患、筋腫やポリープ、子宮頸がん検診などで、初めて不調(体からのサイン)が表れることが多いのが30代です。小さいポリープや筋腫でも、まだ大丈夫と油断せずに、骨盤内の血流改善を考えて早めの養生が必要です。
30代半ばになると、病院によっては、人工受精からステップアップして早めの体外受精を薦められます。体づくり(養生)なしに、高度医療のみに頼り切るのは、女性の心と体に負担が大きいだけでなく、自然妊娠のチャンスを逃してしまいます。自分のからだとしっかり向き合い、体調を整えていくことが、妊娠だけでなく、自分自身の健康レベルの向上、そして産前産後の母子ともに健やかな成長につながります。