大人の脳活

心理主義では解決しない

自己愛性人格障害!?

このような問題に直面しているとき、カウンセラーに相談するのが一般的な流れでしょう。ところが、そもそもモラ夫は自分に問題があると思っていないので話し合いの場に出ることはありませんし、医師もカウンセラーもモラハラやDVは性格だから治らないと思っています。
また、世間の評価は「良い人」であるケースがほとんどで、他人には別の人格で接している場合が多いのです。そのため悩んで相談している当のあなたが「わがまま」とか「我慢が足りない」と、説教されてしまうことすらあります。
縁を切ることを望むのなら話は別ですが、弁護士や離婚カウンセラーに相談する以外の選択肢はないのでしょうか?

ちなみに心理主義では「自己愛性人格障害」というレッテルで片付けられてしまいがちです。
カウンセラーの多くは「幼少期に心の傷を受けた」「愛情に飢えている」や、逆に「親の過剰な溺愛により、自分はいつでも正しいと考えている」などと結論づけてしまうので、ますます解決から遠ざかります。

正しいところもある。だから問題になる!

この心理主義では、被害者が「なるほど~」と納得できるような理論もあります。そのため、それよりもっと深いところに目がいかないのです。
心理学では思考と情動を同じ土俵で「こころの問題」として分析をしています。過去にカウンセリングの専門家によって書かれた書籍は、ほとんどが情動や自律神経の働きを考慮せずに解説されたものです。被害者からの声にだけ耳を傾け、一方通行でモラ夫を分析してしまっています。モラ夫本人のことなど全く理解しようとしていません。人格や性格を疑い、脳の性能のことは視野にも入れなかったのです。

「こころの表現」は環境によって変化します。その環境とは、体調や食生活、嗜好品、気温、気圧など、様々な要素が複雑に絡み合っています。
DVやモラハラは脳の過敏な情動反応が持続してきた結果です。その理由は大きくふたつ「体調不良」と「栄養失調」なのです。
加害者に「人格障害」というレッテルを貼ってしまった結果、食生活や体調不良という「根」や「幹」を見過ごしてしまっているのが心理主義の最大の問題点です。

こころ

脳のブレーカーが落ちるとき

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