からだに、おせっかい。
ブログ
体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
引きこもりの80%以上が
不登校からの持ち上がりです。
この事実は、
脳科学から考えても
何も不思議なことでは無いようです。
人は不確実なものを
なんとか乗り越えようとして
創造性を身に付けてきました。
「その時々に起こる感情が
脳の知性を育んできた。」というのは、
脳科学者として有名な
茂木健一郎さんの言葉です。
私たちは誰もが例外なく、
常に心に傷を受けています。
そんな時私たちには恐怖や悲しみ、
苦しみなどの感情が湧き上がります。
脳科学によれば、
私たちにはそういった感情があったからこそ
「なんとかしよう!」と考えて
行動してきたと言うのです。
社会生活には算数の回答のような
正解はありません。
また、そこには責任が伴い、
その対処の結果次第で
私たちはさらなるアクシデントに
陥ることもあります。
こういった体験や経験が、
私たちの中に
「何があっても生き抜く力」を育みます。
アクシデントは、
常に解決策を私たちに求めます。
たとえその解決策がうまくいかなくても、
次の最終的な決断が求められます。
私たちの人生は、
いつでもこの最終的な決断の繰り返しなのです。
一方で、不登校や引きこもりの彼らは、
問題解決を先送りしています。
最終的な決断を避けているのです。
また、ほとんどのケースでは
家族以外との関わりを避けているため、
彼らには新たな体験と経験がありません。
だからこそ、引きこもりの80%以上が
不登校からの持ち上がりになるのです。
不登校の彼らには「生きる力」
を育むチャンスが必要です。
問題が長期化すればするほど、
その問題解決に時間がかかることも当然なのです。
これは何も本人だけの問題ではありません。
不登校や引きこもりは家族の問題でもあり、
ご両親に求められていることも、
同じように「決断」です。
たとえ本人がカウンセリングを
拒否したとしても諦めてはいけません。
すぐに次の解決策を探りましょう。
家族が諦めない限り、
彼らには自分で「生き抜く」
可能性と未来があります。
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