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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
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漢方の魅力を語ります。

モラハラも長期化すると、 体調不良が起きる

2023年05月15日(月)

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おとなの脳活

ストレス胃にくる事は
よく知られた事実ですが、
これは自律神経の働きによるものです。

本来胃は食物を消化するため、
胃酸やペプシンなどの消化液とともに、
胃壁を保護する粘液も分泌します。

これらの絶妙なバランスによって
胃は機能していますが、

不規則な生活や食事、ストレスによって、
そのバランスが崩れてしまうことがあります。

一般には、胃痛や胃のもたれの原因は、
胃酸が出過ぎるためとされていますが、
現実は、胃酸の分泌が少ない人の中にも、
胃痛や胃のもたれに悩まされているケースが多いのです。

その理由が自律神経の働きにあります。

ストレス時、交感神経が強く働きます。
これは車に例えるなら、
アクセルの働きをする神経で、

交感神経が働くと、胃腸の働きが抑えられ
胃酸の分泌は止まるんですね。

実は、ストレス時における
胃腸の不調は次のような仕組みで起こります。

交感神経が緊張すると
心臓の働きが活発になります。
これを強く感じるのが動悸です。
すると脈が速くなり、血液中では
顆粒球が増えることになります。

これは活動量が増えれば
怪我のリスクが高くなりますから、
ばい菌に備える働きです。

そして顆粒球が働くときには、
必ず活性酸素の量が増え、
それが粘膜を壊すことになります。

そのため胃痛や胃もたれなどが起きるわけです。
実はこれはある意味で防御反応と考えることができます。

「痛い痛い!」

…少なくとも、胃が痛いときには、
悩みから解放されます。

ぐるぐると、いつまでも同じことで、
悩み苦しんでいたとしても、
胃が痛むことで、そこから
離れることができるのです。

逆に、胃痛がなければ、ずっと
悩み続けることになります。

そしてもし、そんなことになったら
心まで壊れてしまうことになるでしょう。

このことから、頭痛や肩こり時、不眠など、
様々な身体の不調はストレスからの
防御反応と言う意味合いも
併せ持つことがわかります。

しかしそれにも限度があります。

モラ夫によるモラハラやDV行為は
毎日のようにそれも何年も続くことになります。

そのため自律神経の働きも
乱れ続けることになりますから、
慢性的な体調不良が続くことになります。

さらには、物忘れや判断力
思考力の低下をもたらすことになります。

モラ夫にとって、それは
さらなる攻撃の機会を与えることになります。

問題が長期化すればするほど、
被害者の心と体が蝕まれていくのです。

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