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血糖値の乱高下が 、不登校の子の脳をストップさせている!

2022年10月15日(土)

カテゴリー
こどもの脳活

私たちの祖先は、消化のゆっくりした
ものばかりを食べてきました。
これまでの食べ物は血糖値が
緩やかに上昇するものだったんです。

ところがいま、
私たちの脳はこれまでの歴史上
味わったことのない血糖値の
急上昇急降下を経験しています。

血糖値の乱高下は現代人の宿命なのです。

現代では、パンやラーメンを食べて
2時間もするとお腹が空いてしまいますが、
玄米だと4~5時間はお腹が空きません。

私たちの遺伝子はこの4~5時間
血糖値が維持されることを前提に
組まれているはずです。

このような脳ですから、
急上昇した血糖値がそのまま持続すると判断して、
大量のインスリンを分泌し続けるのです。

しかしジュース類は吸収がとても早いため、
多量のインシュリンだけが血中に残り、
必要以上に血糖値を下げることになります。

結果的に、脳のエネルギーが不足し、
その活動が狂わされることになります。

たとえ話ですが、もしたった1度でも
東京都内の電力供給が止まってしまったら
どうなるでしょうか?

電車が止まるのはもちろん、
駅構内やオフィスビルなどの電気も消え、
都市機能は完全にマヒして、
町は大混乱になるでしょう。

そしてもし、こんなことが
1日に何度も何度も起こったとしたら、
東京だけでなく日本中があたふたしますよね。

ところが、残念なことに
私たちの脳ではそんなことが
1日に何度も起こっているんですね。

あめやガム、スナック菓子、ケーキ、シュークリーム、
炭酸ジュース、アイス、ゼリー、乳酸菌飲料や豆乳飲料、

ありとあらゆるものがこの血糖値の乱高下を招き、
結果として脳の働きを狂わせているのです。

血糖値の乱高下により、
脳の機能は一部ストップしますから、
正常な感情を届けることができませんね。

それが情緒的な混乱
さらにひどくすることも
容易に想像できるはずです。

お菓子やジュースが習慣になっていれば、
不登校になるのは、実は特別なことではありません。

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