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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
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盟神探湯(くかたち)と魔女狩り

2021年08月03日(火)

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薬師のブログ

先日、→お伊勢参りに行きましたが、
旅行に行くと温泉って楽しみですよね。

温泉の入り口に、「刺青の方はご遠慮ください」の立て札があったりすると、海外の方でタトゥーを入れている人はどうするんだろう…と勝手な心配をしてしまいます。

地元の武雄温泉でも、むかしは手首から足首まで全身に彫り物がある方々とご一緒することもあり、子供ながらに緊張していた記憶があります。最近はあまり見なくなりましたが。

この刺青、日本ではもともと罪人の証でした。罪を犯すと墨を入れられたのですね。ところが、これが長年続くと、日本人は何でも極めていきますので、一種の芸術のようになりました。海外のタトゥーを見ると、中にはとても残念な、つまり下手なものが多く、本当にタトゥーが好きなアメリカ人などは、日本に来て日本の刺青をするそうですね。
ロシアの最後の皇帝ニコラス2世も、皇太子の時に長崎に来て、最初にしてもらったのが刺青だったそうで、お付きの人も一緒になってやったそうです。とても待ち遠しかったそうですね。しかし、これがもともと罪人の印だったというのが驚きですね。

さて、古代の日本をさかのぼってみますと、裁判の方法に、熱湯に手を入れる「盟神探湯」(くかたち)というものがありました。熱湯に手を入れて、熱くなかったら無罪ということだそうです。

奉行所が「こら、おまえはこうこうこんな犯罪を犯しただろう」「やっていません」「それではこの熱湯の中に手を入れて、やけどをしなかったらおまえはやっていない。やけどをしたらおまえはやっているのだ」と、それで決めたということがあったんですね。

しかしこれはまだいい方で、西欧では中世から近世前期の魔女狩りにおいて、水責めというのがありました。右の親指と左足の第1指を結びつけられ、ロープを腰に巻かれて、”魔女”は池や川に投げ込まれたんです。浮いてくれば、悪魔の一派とみなされたし、溺死すれば、魔女ではないとみなされたそうです。それでかなりたくさん殺しました。

それで非常に効果がありましたので……効果があったというのは、その家の死んだ娘や、奥さんの財産は教会がもらいましたので、特にお金持ちが狙われたということもあったそうです。 それも、どうやって魔女だということを決めたのかというと「隣の人が言った」ということで、それで魔女裁判です。「私は違います!」…それでは水に漬けて…「ああ、やはり魔女だった。」とやったわけです。めちゃめちゃですね。でも当時はそれをやったのです。こんなことがなんと、あのアメリカでも起こっていたんですね。

魔女狩りは異様な行動に見えますが、それを実行していたのは他でもない人間ですね。「集団ヒステリー」とも言えます。

米スタンフォード大学の西鋭夫教授が有料チャンネルで下記のように言ってました。

ひょっとしたら今のコロナも、マスクをしていなかったら感染している、注射を打っていなかったら感染している、PCRをやって…、あぁやっぱり犯人だったと。 これをしばらく、あともう1~2年ぐらいやって、私の歴史観では5~6年経って振り返ってみて2020年、2021年のあのコロナは大衆、群衆狂気かと、狂っていたのかとなるでしょう。
そういうことは歴史でたびたび起こります。だから5~6年したら分かります。
私たちの世界はもう、医学的な、科学的なエビデンス(証拠)がないのです。なくてもいいのです。「水に5分沈めたら死んでいるから魔女」「熱湯に手を入れて大やけどをしていた、やはりおまえは犯罪を起こしている。おまえがやっていなかったらやけどをしていないのだ」と言う訳です。私は今、コロナはその世界に入っていると思っています。
例えば、熱湯に手を入れるということについても、もし権威を持っている人たちが「あいつは無罪にしよう」と思ったら、熱湯ではなく少し温度を低くしてしまえばいいんですね。例えば、40度ぐらいにして「いい風呂だな~」と…、これは実際に起こったのです。冗談ではなく、やられている方はたまったものではありません。つまり、その場に追い詰められてしまったらもう逃げられないということなんですね。それでもちろん脅かされます。「おまえの娘、おまえの息子も犯罪者かもしれないしな。これをやるか」とやられます。もう絶えず権力が暴走するといつもこうです。今のコロナは完全に政治権力の暴走ですよ。

と、こんな風なコメントでした。

アメリカでの現状はそうなんでしょう。大統領が変わったとたん、PCR検査数値を緩めるとか序の口です。日本でも、本当はどこで感染したか、だれから感染したのか、科学的証明などはできないはずなんですが、決まっていた事実のように断定的に報道されますね。

これから、コロナの過剰報道で不安が募っているあなたに対して、違った見方もあるんですよ~とお伝えしたいと思います。

少しでも精神的な安定を手に入れていただきたいと思って書きます。

世の中を少し違った角度から見てみるのもたまにはいいものです。

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