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バイオリンクの『生体防御作用』

2025年09月25日(木)

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バイオリンク

白血球やリンパ球を元気にする!
チクゴ株クロレラバイオリンク『生体防御作用』

皆さんは、生体防御作用という言葉を聞いたことがありますか?
私たちの体には、細菌ウイルスなどの外敵から身を守ったり、
体内の老廃物を処理したりして、
常に健康な状態を保とうとする仕組みが備わっています。

この生きるために必要不可欠な仕組みを「生体防御」と呼んでいます。

今から約50年前に、この言葉を提唱した、生体防御論の世界的権威、
元九州大学名誉教授の野本亀久雄先生は、こう言われました。

「細菌などの外敵から身を守る働きは、一般に「免疫」として知られているが、
人体にはもっと根源的な防御機構が備わっている。

例えば、皮膚や粘膜、腸内細菌なども
外敵の侵入をブロックする重要なバリアの役割を担っている。
健康に生きていくには、
いかに生体防御力を維持していくかが重要になる。」と。

当時の医学には、「免疫」という概念しかなく、
人体を守る総合的な仕組みがうまく説明できていませんでした。
免疫というのは、自己と非自己を区別する仕組みです。

つまり異物を排除するということですね。
当然のことながら、外界から体を守るには、
免疫システムだけでは不十分ですが、
そういった概念も言葉もまだなかったわけです。

しかし現在では、この「生体防御」が学術用語として定着し、
生体の恒常性を維持するメカニズムの全体と位置付けられています。

これは別の言い方になおすと、自然治癒力
もしくは復元力回復力とも言えます。

【生体防御=恒常性維持機能】
 常に生体を良い状態に保とうとする仕組み。自然治癒力。

これは、例を挙げると、寒いときも、暑いときも、
湿度の高いときも、乾燥した時も、体調を壊したときも、
カラダをいまある環境に適応させるために、健康な状態に保つ働きです。

別名「恒常性維持機能」とも言います。常に健康に保つ働きですね。

皆さんがよく耳にする「免疫力」の土台になり、より大事な概念です。
「免疫」がなくても生きていけますが、この「生体防御力」がなければ
すぐに体調を壊してしまい
生体を維持することができなくなります。

日々弛みなく働いてくれているこの生体防御機構によって、
私たちの命は生かされています。

しかし、この力は加齢や食生活の乱れ、
ストレスなどによって低下します。
その結果、増えてくるのが生活習慣病や感染症です。

そこで、野本教授は今から40年以上も前に、
生体防御力を強化する食品としてのクロレラに注目され始めました。
九州大学医学部に設置された、生体防御医学研究所においては、
様々な研究がなされていますが、
その中で、「クロレラの生体防御作用」について調べられました。

薬剤ダメージからの回復力・復元力
その研究結果の一例ですが、
抗がん剤投与マウスの回復力を調べたものがあります。

通常、抗がん剤を投与すると、
白血球が減少して抵抗力が落ちるため、
細菌やウイルスに感染しやすくなります。

普段は絶対負けることのない弱い細菌にも感染し、
重体になってしまいます。
これを日和見感染といいます。

ところが、クロレラエキスを与えていたマウスは、
抗がん剤投与4日目から造血幹細胞の数が増え、
6日以降は血液中の白血球数も増加しました。

抗がん剤だけを投与したマウスに比べると
白血球の減少は抑えられ、回復の度合いも
スピードも明らかに高まったのです。

つまりクロレラエキスには抗がん剤によるダメージを抑え、
造血作用を促進し、その結果、
日和見感染を防ぐという効果があったわけですね。

同様の作用は、抗がん剤だけでなく、
X線を照射したマウスの実験でも確認されています。

「要するに、クロレラエキスには
衰えた骨髄機能を回復させる作用がある。」
と野本教授は言われます。

いわば骨髄という生体防御の根幹に働きかけて、
体を元気にしてくれるのです。
生体防御力は20歳くらいでピークを迎え、
その後は加齢とともに低下していくと言われます。

「健康維持や病気予防のためには、クロレラのように
日常的に摂取できる食品を通して、
生体防御力を強化していくことが大切だ。」
    (野本亀久雄九州大学名誉教授)日経ヘルスより

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