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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
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漢方の魅力を語ります。

社会保障のジレンマ

2021年11月03日(水)

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薬師のブログ

「願いを持ち、束縛はしない」

先日、ある方に草刈りを頼んだら、
区の方にも頼んでいただいたみたいで、
区長さんが快く刈った草を処理してくださいました。

そう言えば、消防訓練などで、
出動しているときにも、
近くの方から思わぬ差し入れを
頂いたりすることがあります。

そんな時に「後で支払います。」
なんて野暮なことは言わないですよね。

地区の集まりでも、
ほかの家の子供の面倒を見たり、
多く作ってしまったおかずを
隣の家に持って行ったり、

みんなある程度、
持ちつ持たれつで助け合いながら
生活を営んでいるのです。

社会保障のジレンマ

ところが、近年、
こういった地域の助け合いに、
いたるところで金銭授受
介在することになってきました。

それが社会保障制度です。

皆さんから税金を集めて、
分配しましょうという仕組みです。

地域で助け合っていたものを、
補助金請負業者にやってもらおう
ということもそうです。

素晴らしい仕組みだとは思うのですが、
金銭授受が発生すると、どうしても
権利責任が強力に発生してしまい、
結果的に様々な束縛を生んでいきます。

これが徐々に
社会の生きづらさにつながっている
のではないかとも言われています。

最近は、区の行事に出ないと
「出不足金」というものを
支払うことになる自治体があったり、

おみこし担ぎに参加した子供に
「参加お礼金」を渡したり
することが日常化してきましたね。

それはそれで
様々な考え方があるので
結構なのですが、

これも善し悪しだなぁ~と
注意深く見ています。

先日、ある講演会があり、
人間らしく生きるためには
どのような社会が最適かということを求めて、

社会実験に取り組んでおられる方の
お話を聞く機会がありました。

20年以上の取り組みの中で、
都市型のエコ共同体を形成されていて、
その試みはとてもうまくいっているな~と
感心しました。

けどやっぱり心配になって、その方に、
「義務とか責任がなくて
社会はうまく廻るんでしょうか?」
という質問をしたところ、

「対立」も「遠慮」もない
人間関係の構築が必要ですよ、
と言われました。

「願いを持ちながら、束縛はしない」
という姿勢にいたく感動しました。

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