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嗜好品が 脳の栄養不足を招く

2022年01月25日(火)

カテゴリー
こどもの脳活

前回は、不登校と口内炎
について、お話ししました。

栄養状態は肉体や精神に
大きな影響を及ぼすのです。

すなわち、
不登校や引きこもりの根本的な原因は、
脳の栄養不足にあると考えられます。

彼らの腹痛や腹なり、
吐き気といった胃腸症状は、
もちろんその根拠の1つです。

少ない食事量や偏食、
また、ファーストフードやコンビニ食、
お惣菜、冷凍食品などのジャンクフード店、
さらにはジュースやお菓子などの嗜好品、

こういったもの全てが重なり合って、
脳の栄養状態が悪くなっている
と考えていいでしょう。

私たちの三大本能は、
「食欲」「性欲」「集団欲」です。

この本能を前提にすれば、
子供たちが自らの意思で
学校という集団を拒否する
ことなどまず考えられません。

しかし現実に
不登校や引きこもりの子供たちは
増加の一途を辿っています。

栄養素の不足がなぜ、
不登校につながるのでしょうか。

それはやはり
本能の働きと深く関係します。

私たちの食欲という本能は、
単に「お腹を満たす」ことではありません。

食欲とは、私たちに必要な
「すべての栄養素を補え!」
という本能です。

そして、私たちの脳は、
栄養素が足りているのか
どうかが分かっています。

つまり、栄養素が不足すれば、
その情報はすぐに扁桃体に届けられるのです。

どんなに摂取カロリーが足りていても、
栄養素が欠乏していたら、

それは「飢餓状態」と一緒で、
私たちにとっての最大の危機でもあります。

そのため、扁桃体は持続的に
「危険!危険!」と言う信号を
発信し続けることになります。

危険!と言う情報により、
脳から大量の神経ホルモンが分泌されます。

例えばアドレナリンが恐怖、
ノルアドレナリンが怒り、
セロトニンが不安の感情を起こしています。

そしてこれら3つのホルモンが
大量に分泌されることで
扁桃体は「闘うか逃げるか」の
情動を強力に表すことになります。

つまり、
普段から充分な栄養素を摂れていないと、
神経が過敏になり、
余裕をなくしていくのです。

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