からだに、おせっかい。
ブログ
体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
人生初の有田陶器市
新緑の美しい季節になりましたね。
袖口から吹き抜ける風が
なんとも心地よく感じる今日このごろです。
先日、有田陶器市に行ってきました。
実は陶器市に行くのは人生初だったんですね~。
「なに~!47にもなって初めてとは、この非国民っ!」
と言われそうです。(笑)
いままでまったく興味がなかった
というわけじゃないんですけどね、
時間的に都合がつかなかっただけで…
先日祖母が100歳になり、
昔のモノクロ写真を見てましたら、
有田陶器市での一コマを見つけました。
昭和40年代頃でしょうか、
もんぺ姿に大きなリュックを背負い、
両手に風呂敷をかかえた祖母。
どんだけ大量に器を買ったんだろうか?
というくらいの大荷物に驚きました。
その姿とは対照的に、
時代は下がって令和6年、
たった2つ3つの器を手に取っただけで、
帰り道が重くなるからやめとこうかなぁ~
とツブやいている、
軟弱な孫(47歳)を見たら卒倒するかもしれません。
いやぁ~昔の人が強いっていうのは、
身体をしっかり使っていたからでしょうね。
先日の「虹フェス」での映画を思い出しました。
お産の家で有名な吉村医院の故吉村正先生が
「最近の人は人間の持っている最低の能力しか使っとらん」
という話をされてましたね~。
あぁ~たしかに。
僕のことだなぁ…と痛感です。
バイオリンク虹フェス
そういうことで、
先日鹿島市民ホール「サクラス」で行われました
「バイオリンク虹フェス」には、
多くの方々にお越しいただき有難うございました。
あらためてお礼申し上げます。
感想文もいくつかお寄せいただきました。
「これまで具合が悪くなるたびにクスリに頼る、
その繰り返しだった…」
と振り返られたあるご婦人が、
故真弓定夫先生の映画を観て、
「自分自身の治す力を信じて待つ」
ということをしっかり受け止めました。
という感想を書かれていました。
また、映画に出演されていた
岡野眞規代先生との対談では、
出産の現場での事例をもとにお話をお伺いしました。
その中で、体づくりに取り組んできた妊婦さんは、
ほとんど緊急事態が起こりにくいということ、
その一方で、医療を使えば使うほど
医療行為のフルコースになってしまう
ということを聞いて、
認識を新たにしたところです。
応急処置には威力を発揮する先進医療ですが、
「百の治療よりひとつの予防」。
体づくりの大切さをあらためて思いましたし、
なによりバイオリンクと出会っていて
本当に良かったな~とつくづく感じました。
コンサートでは、
弓削田健介さんと共に出演して頂いた、
名門伊万里小学校コーラス部の
みなさんもとても輝いていました。
素晴らしい歌声に、
涙される方も多かったです。
これからの子供たちに
大切な何かを残していく
私たち大人の責任をひしひしと感じました。
赤ちゃんが教えてくれること
さて、今回ご紹介するのは
岡野眞規代先生の著書
「メクルメクいのちの秘密」。
うんうん、と頷きながら
一気に読み上げてしまいました。
お産や子育てだけでなく、
生き方を考え直すヒントが詰まっています。
ぜひ、結婚前の女性や若いご夫婦には
特に味わっていただきたい一冊です。