からだに、おせっかい。
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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
乾燥体質と冬
さて体質と言えば、
これからの時期は乾燥体質の方にとっては、
いろいろと不調が起きやすい季節です。
寒く乾燥した気候になると、
乾燥でお肌がパサパサになったり、粉吹いたり、
痒くなる人も出てきます。

それと同時に粘膜も乾燥しがちです。
目が乾燥したり、喉や鼻が乾燥すると、
腫れたり風邪もひきやすくなります。
近年はいろんな便利グッズもありますね。
肌だったら保湿クリーム、目には保湿の点眼、
喉にはシュッシュするものとか…いろいろありますね。

どれを使っても一応は満足のいくレベルに作られています。
だけど、もう一歩!なんですね~。
…こんなとき、外から塗るだけじゃなくて、
体の中から潤いを補給するという、
文字通り「痒い所に手が届く」方法が実はあるんですよ。
漢方薬で保湿!
私たちのカラダって、
通常は皮膚や粘膜が乾ききってしまうことはないですよね。
それは体内から絶えず潤いが補給されているからです。
かと言って水分が滴るくらい
べちゃべちゃになることもありません。
ちょうどいい感じになるように調整されているわけです。
春夏秋冬を通して四六時中、
外気に合わせて調節されています。
カラダの仕組みってすごいですね。
ところが、年齢を始め様々な理由で、
うるおいを運び届ける力が弱くなると、
乾燥の季節にうまく適応できなくて、
体の表面に潤いが足りなくなってくるんです。
それが皮膚や粘膜の乾燥症状につながるんですね。

漢方薬には、
こういった乾燥を体内から改善していくものが
いろいろと準備されています。
乾燥の理由は、単純に老化によるものから、
肝臓の疲れが重なったもの、貧血が重なったものなど様々ですが、
そのそれぞれに対応する漢方薬があるんですね。
体質改善で生活の質もアップ!!
つまり乾燥症状に対しても、
保湿製剤などを使って、直接症状を取る方法もあれば、
体質を改善していくことで、
自然に乾燥症状が改善していくという方法もあるんですね。

これが「クスリ」と「薬」の違いです。
「応急処置」と「体質改善」の違いとも言えます。
もちろんどちらも組み合わせて使うのはアリですね。
生活の質の改善に漢方薬がけっこう役に立つんです。
知っておくと便利です。

ショウミャク紅景天
粘膜が乾燥しがちな方の諸症状に。
呼吸器の負担を和らげカラ咳、粘痰を去る

八仙丸
老化とともに潤いがなくなっていく体表を守り、
カサカサ皮膚や粘膜を改善











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