からだに、おせっかい。
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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
モラ夫たちに共通する、
もっとも特徴的な行為は
「ため息」ですよね?
奥さんがつくった食事を見て「ハ~ッ」、
奥さんが自分の思い通りに動かないと「ハ~ッ」。
日常がこういったことの繰り返しですから、
ほとんどの方はきっと、モラ夫が
「不満がある」「機嫌が悪い」と
いちいちアピールしているのだ
と思われていることでしょう。
しかし、実はこれは
「リラックスしよう!」とする体の
防御反応なのだと言うと驚かれるでしょうか?
モラ夫たちは情動脳が興奮していますから、
交感神経が常に過剰に働き、
全身で血行障害が起こっています。
体中に酸素と栄養をうまく届けられず、
老廃物の回収もできず組織にゴミがたまることになります。
それが首や肩、背中のコリなどはもとより、
手足の冷えやしびれ、関節のだるさや痛み、
肌の乾燥やかゆみなど、さまざまな不調となって現れます。
呼吸に関わる横隔膜もコってしまって
深い呼吸ができなくなっているため、
「息苦しい」からこそ、ため息をつくのでしょう。
ため息は彼らがストレスの塊である証拠です。
彼らは、寝ようとしても
アクセルを踏み続けていますから
すぐには寝つけませんし、
途中で目が覚めてしまったりします。
それが嫌(不安)で
お酒を飲みすぎてしまう
モラ夫も少なくありません。
このようにアクセルを踏んだまま
ブレーキをかけていたら車は壊れてしまいます。
たとえ眠れたとしても、
十分に疲れがとれることなどありませんし、
すぐに疲れるのも不思議なことではありません。
さらに、アクセルを踏み続けているわけですから、
胃腸の働きは抑えられ、
胃もたれや痛みなどの胃の不調、
下痢を繰り返すモラ夫さんは多いのです。
モラ夫のため息は、
カラダに不調をかかえているからこそ
のため息だったわけです。